角度の学習1時間目。
今回は、「ピースの開き具合コンテスト」を行いました。
子どもたちがそれぞれ✌️の写真を撮り、ロイロノートで共有します。
今回は活動しやすいように、指の写真の上にペンで直線を2本引き、角が見やすい状態にしました。
「広そう!」「せまそう!」
まずは見た目で比べます。
「この子が広そう!」
「これはせまい!」
なんとなくしぼりこむことはできましたが、
“本当にそうなのか”は確定できません。
そこで、
「どうしたら調べられるかな?」
と考えました。
長さでは比べられない?
まず出てきたのは、
「指先の間の長さをはかればいい」
という考え。
ところが、ロイロノート上の写真で比べてみると、
- 手を大きく写した写真
- 引きで撮った写真
では、長さが全然違ってしまいます。
ちょうど国語で「アップとルーズで伝える」を学習していたこともあり、
「なんだか国語の授業みたい!」
という声も出ました。
さらに、
「実際の手なら比べられる!」
ということで、子どもの指の間8cmと、私(大人)の指の間8cmを比較。
すると、
「同じ8cmなのに、先生の方がせまい!」
「同じ長さの指じゃないと比べられない!」
という気付きが生まれました。
つまり、
“長さ”では、開き具合は比べられない。
ここが、この時間の大きな発見でした。
分度器は、まだ出さない
「じゃあ、どうする?」
分かっている子たちは、分度器の登場を待ちわびている様子。
でも、まだ出しません。
ここで登場するのが、2つの円に切り込みを入れて組み合わせた「パックマン」。
(使用している教科書の付録です。)
パックマンの口の開きを、指の開き具合に合わせながら比べていくと……
無事、TOP3を決めることができました!
「でも…大変!」
ランキングが決まったあと、子どもたちから自然に出てきた言葉。
「でも……大変だね。」
ここで1時間目は終了。
“もっと簡単に、正確に比べる方法がほしい”
そんな必要感をもった状態で、次回から分度器へつないでいきます。
この授業で大切にしたかったこと
角度の学習は、最初から「分度器の使い方」に入りがちです。
でも、その前に、
「なぜ角度を測る必要があるのか」
「何を比べているのか」
を体感することを大切にしました。
子どもたちが、
“長さ”ではなく、“開き具合”を見ている。
そこに気付けた1時間になりました。

