◆ 前時のふり返りと本時のめあて
前時では、正三角形の作図を行いました。
本時は、
二等辺三角形の作図を目指します。
しかし、いきなり二等辺三角形に入るのではなく、
まずは、不等辺三角形の作図から取り組むことにしました。
◆ 課題①|不等辺三角形をかいてみる
「辺の長さが、5cm・8cm・10cmの三角形をかきましょう」
と課題を示しました。
すると、子どもたちからは、
「いやいや、先生、それはかけないよ」
「昨日の正三角形はかけたけどさあ」
という声が、意外にも多く聞こえてきました。
そんな中、
「かけたよ!」
という子がちらほら現れます。
すると、教室の空気が一変しました。
「え? できるの?」
と、少しずつ課題にチャレンジする子が増えてきました。
◆ かき方を共有する
ある程度取り組んだところで、
いったん手を止め、かき方を共有しました。
「まず、10cmを下にひいて…」
1番長い辺を底辺にするのが、
子どもたちにはとても分かりやすかったようです。
(私は短い底辺の方が好きなのですが。)
「その両端から、コンパスできのうみたいに×を作ったらいいんだよ!」
「コンパスは、5cmと8cmに開かなきゃだめだけどね!」
この方法で再スタートすると、
全員が課題をクリアすることができました。
◆ 課題②|二等辺三角形をかく
もう1題、不等辺三角形の作図問題を練習したあと、
本題の二等辺三角形に移りました。
「今度は、7cm・7cm・3cmの三角形をかきましょう」
「先生、これは二等辺三角形だね!」
「どうして?」
「だって、7cmが2つあるってことは、二等辺でしょ?」
と、さらっと確認してから作図に入りました。
長い辺を底辺にするのが好きな子が多く、
7cmを底辺にする子もたくさんいました。
◆ かき方を比べて考える
みんなのかき終わった三角形を見比べます。
7cmを底辺にしたものと、
3cmを底辺にしたものを比べました。
すると、
「下が3cmの方が、二等辺三角形っぽい」
「どっちも二等辺三角形だけどね」
「あと、下が3cmのほうが、かくのが楽だよ」
という声が出ました。
そこで、
「どうして楽なんだろう?」
と問い返し、みんなで考えました。
その結果、
「下を3cmにすれば、
コンパスを1回はかって開けばいいから」
という結論になり、授業を終えました。
◆ 本時のまとめ
不等辺三角形と二等辺三角形の作図を通して、
辺の長さと作図の方法の関係に気付く1時間となりました。
次時に続きます。

