3年国語「三年とうげ」②子どもが食いつく謎設定と場面分け

授業実践

■ 一斉音読でスタート

今日は『三年とうげ』2時間目の授業でした。
まずは全員での一斉音読からスタート。

家庭学習で音読を宿題にしていたこともあり、どの子もリズムよく、物語の流れをつかみながら読めていました。
声のそろい方からも、子どもたちがすでにこの物語に親しみ始めていることが伝わってきます。


■ ロイロノートで集めた「感想」と「謎」を共有

音読後は、前時にロイロノートで提出した

  • 感想
  • みんなで考えたい“謎”
    を全体で共有しました。

同じ物語でも、子どもによって疑問点や引っかかりはさまざま。
意見を読み上げると、

「へぇ~、そんなふうに考えたんだ!」

という驚きの声もあがり、互いの読みを認め合う良い時間になりました。


■ 今日深める“5つの謎”が決定

出てきた意見をもとに、探究すべき“5つの謎”をクラス全体で絞りました。

  1. なぜ“美しい三年とうげ”に「三年で死ぬ」という言いつたえがあるのか
  2. おじいさんはどうして病気になったのか。どんな病気なのか
  3. なぜ水車屋のトルトリは、病気の治し方を知っていたのか
  4. 三年とうげで転ぶと、寿命は三年“短くなる”のか、“長くなる”のか
  5. ぬるでの木のかげで歌っていたのは誰で、何のためだったのか

5つが決まった瞬間、
「よーし、やるぞー!」
という声が自然と飛び出し、教室の空気が一気に前向きに。

探究心が動き出す瞬間は、やっぱり良いものです。


■ 謎解きの前に…物語の“設定”を整理

さっそく謎に迫りたいところですが、まず大事なのは物語の「全体像」をつかむこと。

そこで登場人物を確認しました。

  • 中心人物:おじいさん
  • 対になる人物:トルトリ
  • その他:おばあさん、村の人々、医者

主要人物・脇役の関係が整理されると、物語の構造がより明確になります。


■ 四つの「場面」に分けよう

続いて、場面分けの学習へ。

「今日は四つの場面に分けてみよう」と伝えると、子どもたちは教科書を読み進めながら、場面が変わると思うところに線を引いていきました。

3年生が押さえるべき場面分けの基準も再確認。

  • 時の変化
  • 場所の変化
  • 人物の変化

これらを意識すると、物語の展開が一気に読み取りやすくなります。


■ 話し合いの結果できあがった「四場面」

子どもたちの意見を合わせ、次の四場面に整理されました。

  1. 第一場面:三年とうげの説明
  2. 第二場面:おじいさんが転んで病気になる
  3. 第三場面:トルトリの助言で病気が治る
  4. 第四場面:語り手によるまとめ

場面が整理されたことで、いよいよ“謎解き”への土台が完成!


■ 今日はここまで。次時はいよいよ探究開始!

今日は、謎解きに向けた準備をじっくり整える2時間でした。

次の授業からは、子どもたちが自分の視点で謎に向き合い、
「根拠をもとに考える」
という国語の醍醐味に踏み込んでいきます。

どんな気付きや意見が飛び出すのか、今からとても楽しみです。

タイトルとURLをコピーしました