3年国語「すがたをかえる大豆」③問いの文がない? 段落構造の謎

授業実践

「まだ謎が解決してなかったよね!」

そう言いながら、前時の内容をしっかり覚えていた子どもたち。

今日はまず、今ある“謎”を整理するところからスタート。

■ 現時点での5つの“謎”を整理

【板書】

なぞ1:9しゅるいの変身なのに 8だん落
なぞ2:問いの文がない
なぞ3:2段落は はじめ? なか?
🌸なぞ4:大豆とダイズのちがい(※前時で解決)
なぞ5:油あげ・おから・豆乳は なぜ本文に出てこない?

なぞ4はすでに解決済みだったので、みんなでサッと確認。

すると、クラスの元気な子が突然…

「先生!ぼく今日のお味噌汁に豆腐と油あげ入ってたよ!油あげも大豆の変身だよね!」

と雑談(?)を挟んでくる。

……おや?

油あげ…?

「なんで本文には油あげが出てこないんだろうね〜?
国分さん(筆者)は絶対知ってるはずなのにね。他にもある?」

と聞くと、

「おから!」
「豆乳!!」

と追加情報が飛び出し、謎5が誕生。

「◯◯さんのおかげで謎が増えちゃったよ〜!」
なんて冗談を言いながら、教室は探偵モードに。

■ 今日攻めるのは“なぞ2:問いの文がない”

さて、本題へ。

前時で“一段落の問いはダミー”だと判明したので、そこはスルーして本題へ。

「問いはわからないけど、答えは“なか”にあるよね。
三〜七段落のどこかに答えがあるはず。」

【板書】

問いの文はない

答えは三〜七段落にある

ここで、これまで読んできた説明文に話をつなげる。

『こまを楽しむ』を例に出し、

「“なか”で答えを書くときって、必ず書き方が同じだったよね。
今回も、三〜七段落の中に同じ書き方の文があるはず!」

とヒントを出す。

■ ヒントは3文字──「くふう」!

子どもたちが本文を探し始める。

数十秒後…

「あった!!」
「ここも!!」

と次々に声が上がる。

答えは3文字。

「くふう」!!!

つまり、今回必要なのは——

「“くふう”を聞く問いの文」。

ないなら、作ればいい!!

■ “問いの文をつくれ!”ミッション発動

ここで全員にミッション発令。

三〜七段落の“くふう”を答えるための、
問いの文を1つつくること。

ロイロノートで提出してもらい、
10人ほど出そろったところで無記名共有。

まだ出していない子は、
他の意見をヒントに書き始める。

結局この日は、
どの“謎”も解決には至らなかったが…

子どもたちが真剣に文章を読んで考えていく姿がよく見えた。

■ そして今日もチャイム

チャイムが鳴ると同時に子どもたちは口々に…

「くふうの問い作れたよ!」
「でも謎1も謎2も解決してないー!」
「はじめ・なか・おわりもまだはっきりしないよ!」

と、謎の多さを噛みしめつつ授業終了。

次回こそ、どれかひとつでも謎が解けるか…!?
続きます!

この単元の読み取りの考え方については、
第2時の授業実践で詳しく整理しています。
▶︎(第2時の記事リンク)

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